初めての方 | 補聴器の上手な選び方
補聴器の上手な選び方
補聴器の上手な選び方
26~40dB | 小さい会話だけが聞き取りにくい。静かな場所での女性の4~5名の集まりで、声が小さい人の話を正確に理解できません。10名程度の広い部屋での会議で発音が不明瞭な話者の発言を正確に理解できません。 最高語音明瞭度は80%以上が多く、必要時に補聴器の使用がすすめられます。 |
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41~55dB | 普通の会話でもしばしば不自由を感じます。大きい声で正面から話してもらえば会話を理解できます。話を正確に理解できないまま相槌を打つことがときどきあります。補聴器なしの社会生活では孤立しがちになります。 最高語音明瞭度は個人差が大きいですが、65%程度が多く、補聴器の常用がすすめられます。 |
56~70dB | 大きい声で話してもらっても会話を理解できないことが少なくありません。後方で行われている会話に気がつきません。耳元ではっきり話される言葉のみ理解できます。 最高語音明瞭度の個人差が大きく、コミュニケーションには補聴器使用が必須ですが、その効果は語音明瞭度によって異なります。 |
71~90dB | 非常に大きい声か、補聴器使用による会話のみ聴取できます。会話が聴取出来ても聴覚のみでは理解できないことが少なくありません。重要な内容の伝達では、メモの併用が必要になります。 最高語音明瞭度は50%以下が多く、会話理解には補聴器を使用しても注意や集中が必要です。 |
91dB以上 | 補聴器で会話音を十分に大きくしても聴覚のみでは内容を理解できません。読話や筆談の併用が必要になります。 最高語音明瞭度は20%以下が多く、聴覚は補助的になります。 |
100%以下 80%以上 |
聴覚のみで会話を容易に理解できます。 |
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80%未満 60%以上 |
家庭の日常会話は聴覚のみで理解可能。普通の会話はほとんど理解可能ですが、不慣れな話題では正確な理解に注意や集中が必要です。 |
60%未満 40%以上 |
日常会話では内容を正確に理解できないことがしばしばあります。重要な内容は確認することやメモの併用が必要です。 |
40%未満 20%以上 |
日常会話に置いても読話や筆談の併用が必要です。 |
20%未満 0%以上 |
聴覚はコミュニケーションの補助手段として有用です。 聴覚のみの会話理解は不可能です。 |